死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

失われた「」を求めて

 皆さん、お久しぶりです。

 

 なんだかんだ50日間ほどブログから離れていたようで。その間、本当にいろんなことがあった。大体が辛いことなのだが(それはほとんど仕事に起因することなので残念ながらブログには書けない)、PS4のマーベル:スパイダーマンと出会ったり、実家に夏休みと称して帰りかつての仲間たちとの友情を再確認したり、レッド・デッド・リデンプションをやり直したり、なぜか遊戯王GXを見たり、PSP遊戯王タッグフォース3で早乙女レイを攻略しまくったり……楽しいこともそれなりにあった。

 

 ブログにそういうことを書こうかなと思ったが、わざわざブログに書くでもないかな……とか思いながら放置していた。以前ブログに日記の記録的側面を強調した記事を書いた気もするが、正直書きたいと強く思わないと書けないという気もしていて、そこは悩みどころではある。

 

 とはいえ、こうして書き始めたのは書くべきことが生まれたからである。このブログでも何度も言っているが、仕事の進退についてである。

 

 つまり、いよいよもって退職願を出す決心がついたのである。恐らく会社が俺に100億くれない限りはこの決意は揺らがないだろう。もちろん、会社に100億もくれる余裕はないのだが……。

 

 辞める理由はまず第一に、働き方がおかしいということである。何度か書いているが、毎月の時間外労働時間が100時間超えるっておかしいだろ。最近おかしいとすら思わなかったが、よく考えるとおかしいのである。じゃあそれだけのお給料もらってますかというとそんなことはない。俺が残業代全てもらっていたら、今ごろ安倍政権に金を全部積んで特命担当大臣ぐらいにはなれていたはずである。入閣リストに俺の名前がないというのはそういうことである(でもさっきまでもし俺が官房長官だったらどうしているかという妄想をしていた。まず顔のいい人間を皆殺しにする)。

 

 理由その2は、普通に仕事の内容が根本的に俺と合わないのだ。こういっちゃなんだが、俺はマジの人見知りで、友達を作るのに相当苦労してきた。コミュニケーションもできればしたくない。ところが、今の仕事はコミュニケーションにまみれている。まあ、それはしょうがないのではないかというのもあり、2年半ぐらい我慢してきたのだが、もう限界という気持ちである。

 

 理由その3は、仕事を肯定的に捉えている同僚たちと全く合わないということだ。俺はこの仕事について3年目だが面白いと思ったことはほとんどない。もちろん仕事で体験した中で面白いことがなかったわけではないが、じゃあ仕事全体として面白いですかと言われたら絶対に面白くないと言える。仕事の「事象」が面白いのは「事象」がそもそも面白いからであって、その仕事が面白いことの説明にはならない。もちろん、仕事の面白さを「そういった事象に触れられるから」という説明も可能かもしれないが、仕事はそれだけではないのである。1%のアハがあれば99%の虚無がある。俺は残念ながら「人生の9割は苦労」主義者とは戦争以外の選択肢を持ち合わせていない。まあ、同僚にはそういう連中が多いので拳で分かり合うしかない。私は平和主義者なので(平和主義と主戦主義は矛盾しないというのが最近の発見である)、拳で分かり合う前にゲームを離脱するべきだと判断した。

 

 まあ、理由はこの後10個ぐらい続くのだが、書いてて気が滅入ってきたのでもういいですか、泣きそう……。とにかく、ネガティブな理由での辞職である。「自分のやりたい仕事はこれだった!!!!なのでこっち行きます!!!!」という感じでは全くない。なので、実は転職についてもぼんやりとしか考えていない。一応、行きたい業界というのはあるのだが、就活でだいぶコテンパンにやられたし、今の業界と隣接しているのであまり期待できない。普通に公務員でもやろうかと思ったが、公務員も甘くはないと思う。しかも、最近の人間は公務員の働きに期待している節がある。全部民営化しろ、水道も軍事も公安も。

 

 なので、まずはしっかりといろんな業界を見ていく必要があると感じている。この手の転職は絶対アカン奴やん!!!!!!!って気取ったクソ野郎どもは言うだろう。しかし、である。今の仕事を続けている方がよっぽどアカンのではないか。いつか俺は誰かを殺すんじゃないかという気がしている。もちろん俺を含めて。会社に行くと吐き気がすごかったり、吐血したり……。適合できていないのだ。一般に人間の適合能力は凄いのだが、どうもお母さんとお父さんのセックスに問題があったか神様のささいなミステイクがあったかで俺にはそれがないらしい。こうなってくると転職したところでどうなんだという疑問もあるが、そりゃそうなったらもう死ぬしかないよという気持ちである。

 

 兎にも角にも、まずは上席の人間と相談していくことから始めていく。可及的速やかに。進捗があったらここでも記していく。

 

 それと、このブログを見ている数少ない知り合い諸氏に。俺は皆さんの曖昧な善意に期待している。率直に言って俺が東京に帰ったら助けてほしい。まあ、皆さんもご自身の幸福があるので優先してもらってもいい。まあ、ほんの少し困っている人間がいるということを頭の片隅に置いといてもらえれば。もし、「お前みたいなの自業自得でしょ、知らんよ」という人がいたら言ってほしい。もう多分その人とは二度と会わないと思うけど、俺に期待されるのが嫌だという人がいたらむしろ伝えていただいた方が互いにすっきりするだろう。それに、俺自身人間性がだいぶ変わったと思うし、今さら昔には戻れない。違和感を持っている人も多いと思う。でも、今はまず助けてほしいという気持ちしかない。なので、よろしくお願いします。