死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

20190214

 バレンタインデーだそうです。よかったですね。

 

 チョコの無料配給イベントに群がる敗北主義者たちのお祭りパーティーだし、ギブミーチョコレートのメンタリティから抜け出せていないクズどもの集まりだと端的に捉えていたが、しかし俺も社会人、このイベントに少しかかずらうはめになった。会社の机に女性陣からのチョコがチョコッと置いてあったのである。俺はそれに気づかず「なんだなんだ、もーマジでペーパーレス社会早く来てくれ」とか呟きながらそのチョコを無造作に退けて、それがチョコであると気づいたのは午後8時ぐらいでしたとさ。人間の厚意を積極的に破壊していくスタイルだった。

 

 しかし、同じ会社で働いているというただそれだけのためにチョコを送り、それがゆえにホワイトデーは何かお返しをしないといけないというこの義務義務祭りにはうんざりである。全ての女の子(とLGBTPZN)たちよ、義理チョコなんかいらねえ、本命オンリーで生きてくれ。それか大森靖子でも聞いてろ。何故なら俺みたいな精神異常者は渡されたらそれはそれで困るからだ。返礼が発生するので。何だこれは、贈り物を贈り合って滅びるポトラッチ2019か? いいぜ受けて立つぜ、イエローケーキどっさりくれてやるからな旧ソ連で有給消化だ。

 

 ウナギの旬は土用丑の日の時期じゃないらしい。それと一緒で、チョコなんか年がら年中食っても死ぬほどうまいのにこの時期だけ商戦が活気づく。死ねばいいと思う。毎日バレンタイン並みの商品を用意してくれよ。俺はもう大人のキットカットじゃ物足りねえんだ。というかほぼ毎年女子に交じって自分でうまいチョコを買うのが好きだ。あれは最高だと思う。大森靖子が全ての女の子に訴えかけるなら俺は全ての男の子に訴求力を持っていくぜ。なおLGBTPZNは個々人のアイドルを見つけていけ。

 

 そんなこんなでクソ忙しかったが、今日は久しぶりに行きつけの店で飲んだ。この店の大将とはそれなりに親しくもなり、仕事の話や家族の話なんかもするようになった。普通にいい行きつけができたのに、仕事をやめなきゃいけないのは残念だ。なんもかんも違法残業が悪い。