死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

消えるゴールデンウィーク 僕たちは見送った

 GW、終わっちゃいますね……。灰色の思い出だけを残して……。

 

 別に例年大したことはしていないのだが、今年のゴールデンウィークほどなーんもしてない感を覚えることは後にも先にもない気がする。やはりコロナの関係で自宅待機からそのままシームレスにGWへ突入したせいで、GW特有の「オラワクワクすっぞ!」がなかったというのが理由として考えられるかもしれない。

 

 俺は今のところ来週は出社予定なので、今週までゴールデンなのでは??という見方ができるかもしれない。が、わけわかんねえメールとかがたまに来るので自宅待機中もやきもきするのである。仕事とプライベートを截然としていたいという俺の気持ちもあって、結構気もそぞろなり~となってしまう。そういう意味で、やはり5月6日をもってGW2020がセミよりも短い一生を終えてしまうのだ。

 

 GW、何やったかな~と振り返ってみると、基本的に行動パターンはほとんど同じだった。朝7時に起きる。朝飯を食って、1時間ぐらいゴロっとYoutubeを見る。9時になったらとりあえずアベノマスクをつけ散歩に出て近所を30分ぐらい一回りする。帰ってくるとYoutubeを垂れ流しながら任意のゲームをやる。昼飯を食った後、気が向いたら本を読む(気が向かなければ昼寝する)。夕方またゲームする。夕飯を食う。ゲームするかYoutubeを見る。深夜2時ぐらいに寝る。大体こんな感じである。最近人生がエンドゲームコンテンツみたいだなと思っていたのだが、こういうランダム生成のクエストみたいな日常を送っていたせいっぽい。

 

 そういえばネットフリックスであれ見ました。タイラー・レイク。正直そんなに期待していなかったのだけど、フツーにメチャクチャ面白くてビックリした。ストーリー自体はよく言えばシンプル、悪く言えば凡庸(思うにそれはあの結末のせいだと思うが)で意地悪く言うとwhite savior感満載なのだが、アクションは近年稀に見る出来栄えで凄かった。CQBクリス・ヘムズワースは白兵戦をやらせたら凄い俳優だなと再認識した)を肉感のある丁寧なカメラワークで丹念に追跡し、無駄のないガンアクションがリアリティをしっかり担保し、その結晶が随所で絶賛されている13分弱長回しのアクション(個人的にはCRISISの宗教団体の施設に突入した時並に震えた)なんだなと思った。個人的には終盤の橋の戦闘も凄い好きで、麻薬王にこびへつらっているバングラディシュの大佐が実はメチャクチャ強いスナイパーだったみたいな驚きもあり楽しめたねえ。ちなみにネトフリ内でもかなり人気らしくもう続編が決まったらしい。何か結末をああいう風にしたのはネトフリの人間の意見を聞いたからと監督インタビューで見た気がするが、ネトフリの人間は続編も見越してそういうことにしたのかもしれないし、していないのかもしれません。ネトフリ登録している人は見る価値があると思いまする。

 

 ゲームはWatch Dogsをやりました。実は2014年に1度PS4でクリアしたのだが、今回は面白そうなMODを入れるためにPC版を買い直しました。Steamのセールを逃したため、6年前のゲームに3980円払ったのバカすぎたなと反省している。まあ僕は陰キャガンフーマスターことエイデン・ピアースが好きなのでいいのですが……。やはり2と比べると圧倒的に車の運転がしづらい、結構難しいということがあるのだが、心なしか2より楽しかった。ストーリーがUBIにしてはまあまあしっかりしているし、あと戦闘が割と面白い感じです。MODはLiving Cityというカットコンテンツやランダムイベントを追加するもので、これがかなりよかった。

 

 と、まあ備忘録的にGWでやったことを書き残しておきます。どう、さっぱりしてるでしょ? これが俺のおうち時間だ。いっしょうけんめいのんびりできてよかたねえ。