死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

諸々について(20210721~20210725)

 いや~まさかのメチャサボりでごぜえますわよ。ホンマ申し訳ねえ。まあそもそもこのブログの更新を待っている読者がどれくらいいるのか定かではないのですが……。

 

 ブログの更新を怠っていた理由は以下の2点が挙げられます。

 ①4連休に浮かれていた。

 ②ゲーミングPC問題に死ぬほど頭を悩ませていた。

 

 そして、①の4連休も本日でおしまいとなり、②の問題にも一定の目途がつきましたので、徒然なるままにこの間の振り返りをさせていただければと存じます。

 

 まず、21日の仕事は定時帰りをしました(4連休を最悪にしたくなかったので)。その足でサウナに行きました。池袋のかるまるとかいうところですね。別にサウナ→北欧→カルマル同盟→かるまる、というイカレ連想ゲームをやったわけではないらしい。サウナの種類がいろいろあってスゲェと思いました。あと水風呂がエグすぎた。凍死と恍惚の中間地点というか、やや凍死寄りのデスゲームみたいな水風呂ですが気持ちいがったねえ。サウナの入り口付近に給水地点があるのも◎。ただ、ケチって60分スピードコースでやっちゃったので、全てのサウナや水風呂を試すことなくそそくさと出てしまいました。もしスピーディに事を済ませるということであれば、スパ・レスタの100分コースの方がいいっぽいですね。ここは本当に半日ぐらいかけてサウナを楽しむという意味ではラクーアと同じコンセプトっぽい。

 

 サウナで楽しんで家に帰り、エアロバイクを漕いで飯食ってそのまま寝ました。

 

 さて、こっからの4連休まとめはテーマごとに整理いたします。

 

 【生活】

 基本的にはダラダラしていましたね。朝っぱらにウォーキングで1時間以上頑張った後は、いろいろ考えるべくPCのディスプレイとにらめっこして、疲れたら寝っ転がって、普通に眠くなって無が生じて……。映画を観に行った23日以外はこれをマジで繰り返していただけですね。その23日にほぼ半日ぐらい外を歩いて回ったので、死ぬほど疲れたので、夏を感じますね。ちょっと日焼けしましたンゴ。

 あと、病状が快方に向かいつつあるのと、そろそろ限界だったので、3か月の禁酒期間に幕を下ろしました。ホントは半年ぐらい続けていた方が、病気にもダイエットにもよかったのだと思うのですが、いやもう知らねえ俺は40で死ぬのやという強い気持ちで缶ビールのプルタブを開けました。酒解禁後1杯目で飲んだのはキリンのクラフトビール、スプリングバレー豊潤。メチャクチャうまかったっす。酒は本当に大事。もうその日から毎日飲んでいます。ただ、夏真っ盛りの子どもと親がひしめく公園のベンチを占領し、サッポロゴールドスター500ml+本麒麟350mlをグビグビ飲んでたら普通に酔っぱらいましたね。

 まあ、後はYoutubeやら何やらを見ていてのんべんだらりとしていました。この間割と見てしまったのがホロライブ配信の切り抜きですね。兎田ぺこらとか白銀ノエルとか。何か多分ですけど、「人類の黄昏」を求めていた表現主義者が辿り着きたかった光景とはこれなのではないかと思いました。中山功太が言っていた「声優崩れの大富豪」にオタクが5万もスパチャを投げつけるの本当にヤバいし、あの空間だけ貨幣システムが切り離されているのではと真剣に思ってしまった。資本主義からの逃走線としてのホロライブを提唱していきます。

 あと、何気なく「そこ曲がったら、櫻坂?」の切り抜きみたんですけどバカ面白くなってたので今慌てて2021年の録画を見直しています。日曜深夜0時~1時半の乃木坂・櫻坂・日向坂の内輪バラエティ番組を見る体力がなくなったので最近ほとんど見ていなかったのですが……。大沼晶保が繰り出した「行きつけのスシロー」概念で3分ぐらいずっと笑っちゃった。2期生が入ってよかったねえみたいな話がよくあったと思いますが、新2期生も正統派からサイコまで幅広く揃っていてオールラウンダーみが深いですね。

 

 【読書】

・後述の問題に頭を悩ませていたこともあり、せっかくの4連休中なのにほとんど紙の活字を読みませんでした。

 

 【映画】

 23日に2本見ました。

 1本目は『ブラック・ウィドウ』。白状するとMCUは最初の『アベンジャーズ』しか記憶に残ってないんですよね。『アイアンマン』と『スパイダーマン』は見た記憶がおぼろげながらある程度です。というわけでマーベル的何かに全くこだわりはなく(なので恒例ポストクレジットを見ずに出ていきました)、普通にスパイ・アクションとして受容したわけですが、まあ夏休みの映画だねえって感じでした。スパイの偽装家族ものという古典的なテーマをマーベルキャラでやってみた!という感じで、目新しいものは特になかったですね。スカーレット・ヨハンソンのアクションはスゲェなと思ったけど、じゃあミッション・インポッシブルや007のような作品に匹敵するかというとそんな感じでもない。まあ頭を空っぽにして見られましたというだけでもよしとしましょう。

 2本目は『復讐者たち』。これはかなり1本目と打って変わって重めの映画でしたね。少なくともヒトラー死んだナチス終わった万々歳や!!!という状況にユダヤ人が置かれていたのでは全くないことがようく分かる映画だった。そこに思いが至るだけでもこの映画の価値はあると思う。冒頭の陰鬱なシーン(自分たちを密告したドイツ人の家に訪れたユダヤ人の主人公がそのドイツ人の銃床で殴り倒されるというもの)がこの映画の基調で、ずーっと陰鬱な感じでした。あらすじは、妻子がナチに殺されたユダヤ人一般男性が激ヤバユダヤ人テロリスト集団「ナカム」(ヘブライ語で「復讐」の意)に加わって、ホロコーストで死んだ600万人のユダヤ人と同数のドイツ人を殺すべく再建中の水道に毒を入れたらあという虚構在日朝鮮人しぐさをやろうとするという奴でした。そこに至るまでの数々のシーンがどれも興味深く、ホンマにオススメなのですが、だからこそ最後の平凡な道徳的結末はいただけませんでしたね。もうちょっと終わり方あったやろと素朴に思ってしまった。

 今月は『アウシュヴィッツ・レポート』も見る予定です。

 

 【運動】

・連休中は毎日ウォーキングを1時間以上やっていました。こうやって地元をいろいろ歩いていると、土地勘が生まれてくるというか、「あそこ歩いたら〇〇通りに出るな」となるし、だんだんと歩くことにも慣れてきたような気がします。個人的にはエアロバイクよりはウォーキングの方が好きですね。消費カロリー的には後者なのでしょうが。

 

 【その他の四方山話】

・このブログを書いた25日に、6年使っていたPCを挿げ替えるべく以下を注文しました。

 

www.dospara.co.jp

 これを頼むまで、PC買い替え検討を始めて2週間ぐらいはずっとそのことを考えておりました。マジで辛かった。今は解放されました。

 そもそも論として、俺がPCを買い替えたかった理由は以下のとおりです。

・GTX 980tiでそろそろ戦えなくなっている。

・起動時の異音がスゲェ(最近はそうでもないが一時期は203高地みたいな音がしておりました)。

・ベセスダの最新作にして、人類期待の星であるStarfieldがPC及びXBOXのみになってしまった以上、2022年には少なくともある程度動くPCを確保しておきたい。

 この3点を軸に検討を進めまして、一時期はボーナス全額はたいて3080tiか3090を買おうかと血迷いましたが、①4Kでゲームをしねえ②3080以降はワットパフォーマンスが酷い③そんな金を使うほど俺はブルジョアではないなどの様々な理由から、選択肢は自ずと3070か3080に絞られました。そこでPC工房のセールで3080搭載のBTOパソコンが30万円で買えるというのもあり、これにしようかと思って構成を変えながらカートに入れてはやっぱ辞めるを2日間ぐらい繰り返しました。

 この間インターネット上に散らばっているありとあらゆるゲーミングPC情報(特に先行き不透明なグラボ不足とそれに伴う価格高騰)を日本語・英語で収集し、今そもそもゲーミングPCの買い時なのか、2022年末には来るのではないかと噂されているRTX40番台を待つのがいいのではないかなど、うんうん唸りながら検討をしていたわけであります。

 いろいろな情報を総合すると、

 ・世界的な半導体不足(どうも味の素が開発している半導体に使うフィルムの生産が伸びていない)は2023年までは続くのではないか。RTX30番台のグラボ価格は若干下がりつつあるとはいえ、いつ価格がグラドルの過激IVみたいに上下運動するかわからないところがあるので。

 ・NVIDIAが展開する新型グラボ(RTX40番台)は諸々の技術が投入されるのでワットパフォーマンスや能力はRTX30番台。一方でその時期については、NVIDIAの公式発表では大枠しか示されておらず、リーク情報だけでは明確には読めないところがある。いずれにせよ、RTX30番台の陳腐化は早いかもしれない。

 ・2020年後半のゲーム(サイバーパンク2077、ウォッチドッグスレギオン、アサクリヴァルハラ)などのAAAタイトルオープンワールドレイトレーシング機能+最高設定をやるとフルHDでも3070ではキツイものがあるっぽい(それでも60fpsは叩きだす)。2021年度のAAAタイトルも同種の傾向があるのでは???(そもそもレイトレーシングは人類に早すぎるのでは?問題は措いておくとして……)

 ということでもあり、客観的状況からすると買い時ではないっぽいのだが、しかしいつまで経ってもオンボロPCで戦い抜くわけにもいかんやろと考え直し、清水の舞台から飛び降りる気持ちで20万を一括払いで上掲PCを購入いたしました。これの目算としては、とりあえずこのスペックでStarfieldをバニラでやって、2023年上半期までには金を貯めてRTX40番台搭載のウルトラハイエンドを購入し、MODてんこ盛りで楽しんでやろうじゃないかということです。なので来月の給料からPCのために毎月1~2万を貯めていくことにします。いや、そんなことよりこの悩みから解放されたのがホント一番デカいかもしれない。もはや仕事に次ぐストレスになっていたので。

 

・オリンピックが始まりましたね。一体全体どうなることやらという感じですが、いろいろとドタバタしてましたね。ユダヤ人の犠牲者600万人を嘲笑するどころか、全人類が破滅的なお笑いに巻き込まれていくわけです。必要なのは、この無軌道っぷりを覚えておくことでしょう。なりふり構わず開催に突き進んだ政府や組織委、大会関係者を次々火あぶりにかけた人々、そして全てを諦め顔で追認して曖昧に日本人のメダル獲得を喜ぶ国民などなど。ある意味21世紀が20世紀と並び立つほどの愚かな世紀であることを20年ちょっとで証明してしまったわけで、人類の学習能力のなさにはひたすら驚くばかりですね。

 

 明日から仕事ですね。いやホンマ勘弁してくれ。もう仕事したくない。