死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

28歳童貞実家住み年収500万男性の近況報告と今後の人生の素描

 ※乱文です。 

 

 よっす、どうも。久しぶりやね。

 

 マジでこのブログのことを忘れておったんすわ。ただ、ここ最近とにかく無が凄くてどうにかなんねえかなと思っていたところ「そういやブログ書いてねえな。思考の整理のために書くか」と思い立った日曜夕方でござあますのよ。明日は朝から出先に行ってクソ面倒な対応をしなければならないのに何故日曜夕方に思いついてしまったのか。せめて午前中に何とかやっつけておきたかったけど、何もない時の日曜夕方の虚無と希死念慮が俺をこのはてなブログエントリを書く時の真っ白なエディタに向かわせてんだわ。

 

 お気づきの方もいるかもしれませんが、年収500万に達しそうです。何故って? 残業たくさんしたからね。年収400万を掲げてた時も実際は4X0万円だったので、フェイクっちゃフェイクだったのだが、まあそこは御愛嬌ってことで許してほしい。

 まず仕事の話からしよう。2019年の10月に今の職場に入ったので、もう4年目になる。前職よりも長く働いているので、間違いなく前職よりは合っているのだと思う。ワグネルの受刑者傭兵もビックリなくらい異常プロジェクトにぶち込まれまくってハチャメチャな業務をこなしているし、人間関係のおまんまんっぷりにはマジでキレそうになっているし、不満がないわけでは全くない。しかし、それでも前職と比べりゃマシという話です(前職よりひどい職場、ほとんどないと思うが多分「閉じ師」ぐらいではないか。あれ無給だったら最悪過ぎないか???)。最近は不機嫌であることを全く隠さなくなってきたのだが、多分異常な業務量だということはみんな分かっているので完全に致し方ない扱いになっている。目指せ職場のクレイモア対人地雷。ボールベアリングで人間の精神をズタズタにしたい。ただ、いつまでこんな調子で続けられるのかは見通せないところもあるので、常に逃走の用意はしていかないといけないとは思っている。一方で、多分部署が変わったらコスパのいい仕事もできるのでは?という気がしなくもないので、そういうところに配属されるまではもう少し様子見でもいいのかなとは思っている。

 年収。個人的には不自由なく幸福に暮らすために人間は額面で600万あればいいと思っている。手取りで言うと年460万円ということらしいのだが、個人的にはこんな内訳で考えている。なお、これは一人暮らしをする想定。

  

  貯金:100万(人生何が起こるか分からない。冠婚葬祭費用はこっから)

  家賃:108万(9万のところに暮らすという想定)

  食費:72万(月6万。ざっくり1日2000円の計算)

  光熱費:18万(こんなもんやろ)

  通信費:15万(携帯・インターネット回線代)

  保険料:13万(大体今払っているのがこんなもん)

  医療費:6万(こんなもんぐらい想定しておけば安心)

  交際費:30万(月4回は飲みに行くとして1回6000円で算出。

          まあでもここはもっとかかりそうだが)

  日用品:6万(いろいろある)  

  美容費:2万(千円カットガチ勢なのでこんなにはかからん)

  趣味代:90万(本代60万・ゲーム代5万・その他25万の構え)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  計:460万

 

 これが今俺の想像力の及ぶ限りでガチった「満々満足」暮らしプランである。正直、これ以上の生活をしたいというようには特に思わない。というか多分想像力がなさすぎてこれ以上の生活を自分がしているという実感が沸かない。もっとも、旅行に行くだの、何かいい酒を定期的に買うだの、色々な欲望が生じたら600万では到底効かないことは理解しつつも、そん時は何とか頑張ってお給料をもらっていくか適当に調整していくしかないポヨね。

 今の職場でこれぐらい行けるのかということについて、実はこの前今後の賃金についてガチで計算したところあと数年以内には何とか行けそうという結論に落ち着いた。加えて異常業務量のおかげか上司からはかなりウケのいい人間になったので、きっと順調にこのままこなしていけば大丈夫という見通しもある。

 というわけで、多分本当に困ったことにならない限り今の職場で働き続けることにはなるだろう。別にスキルがあるわけではないのでテキトーに食いつなぐだけならこういう職場に寄生するのが一番コスパがいいと踏んでいるからだ。

 

 はい、次に趣味である。趣味……無ですね。

 

 最近狂ったように読書しているので、多分1ヶ月で20冊以上読んだ。ただし、何か内容はいずれも記憶に定着していないので実質ゼロです。悲しいねえ。

 とはいえ、昔みたいにそのことを嘆いても致し方ないと思っている。忘れるというのはそれだけ今の自分にとっては意味のない内容だったのだろう。それで言うと今の自分にとっては、好んで読んでいる人文学系の本なんぞどれもこれも無意味なのである。忘れても人生には全く影響しないっぽい。

 これについて考えてみると、昔は確かにこういう本を読んで人に話す機会があったので自然と覚えるようになっていたのかもしれない。しかし、別に話す人もほとんどいないし、真理だの知識だので人生は一向に面白くならねえということを知ってしまった今、読書はしょうもない暇潰しと化してしまった。別にこの時間にスプラをやろうとYoutubeを見ようと大差ない、と今では確信をもって言える。

 とはいえ、本を読んでいて感心することがないわけでもないし、「ほーんおもろいやん」と思ったことについては意外に覚えてないわけでもない。100あったら1でも5でも覚えてるもん勝ちなので、これからもどんどん読書はしていくぞい。結局それぐらいしかやることがないもんで……。

 と思う一方で、この割り切り方でいいのかはよく分からない。記憶の外部化ということはやっぱ重要だなと思う。しかし、1年前のエントリで紹介したノートにバーッと書き込んだ読書メモを改めて見返してみたのだが、みっちり書き過ぎていて中世の裁判記録みたいになってしまっていて自分で書いたのにとてもじゃないが読めたもんではない。試みにiPad AirのGoodnoteでも書いていたが、紙と違って無限に書けるのに1ページ分に詰め込もうと思ってしまい余計に読みにくい感想文を作ってしまった。ただ記憶を外部化すりゃあいいってもんではないということだろう。しかし、そのメモ書きに時間を使うと本が読めなくなるのは本末転倒なのでバランスが難しい。書物の氾濫以来人はこうやって悩まされてきたのだろうなと今更ながら気づきを得てしまったわね。

 

 さて、他の趣味だが、絶賛Youtubeを見ています。オモコロチャンネル(とその姉妹チャンネルであるふっくらすずめクラブ)ええね。ウェブメディアとしてのオモコロはそこまで触れていなかったのだが、Youtubeの方はなかなか見応えがあって面白いと思う。単なる逆張りに対して突っかかってしまいがちなところがある人間としては、この歳になって素直にオモコロを受け入れられることに素朴にビックリしている。あとは酒系のチャンネルをよく見ますね。とにかく可処分時間の1/3は多分Youtubeに使っているといっても過言ではない。もはや生活必需品よこりわ。Shortsもいいですね。肩の力を抜けるので。

 あとインターネットで言うとまとめサイトを見がち。気持ち悪いしぐさですが、「風吹けば名無し」「それでも動く名無し」たちの人生を垣間見るのが好きなんですよね。なので主に生活系のまとめサイトを巡回しています……。年収300万から1200万ぐらいの幅広いレンジの人間たちがクソを投げ合っているところにegualityを感じるワケよ。

 

 人生どうなっちまうのかな、という悩みは本当に尽きないのだが、こんな人生はなるようになってくれと割り切りつつあるステージに来ているのかもしれない。それでももう一人の俺が「もっとちゃんと生きようや」と絶えず言ってくる。しかし向上心のない奴はバカなので、このもう一人の俺を抹殺せずに、悩み苦しみながらそれでも自分を正当化しつつ突き進んでいくのが正解ってことですわ。そんなもんとうの昔にわかっていたよ。30になる前に人生のトゥルーエンドの道筋が見えてよかった。生まれた時点でバッドエンドだがそれでもあがくといいことはある、かもしれない。

 はてさて、今後気になっているのは、ブログでもたまに言及する「孤独」だ。俺の計算では、50になる前に父と母はどっちも死んでいると思う。もちろんその時結婚していないので、襲い掛かってくる完全な孤独をどうやって生きていくのか、ということについては死ぬ気で考えていかないといけない。何かふとしたアトムのクリナーメンで疑似家族みたいなの出来ねえかな……。

 今のところ考えている解決策は、世界にあふれるコンテンツの大海原に飛び込んでいく、時間と金のかかる趣味に精を出す、交友関係をもう少しエキスパンションしていく……など。それでも家族形成というライフステージを多くの人たちが済ましている年頃(40~50)になった時にどのように自分が感じるのかは見通せない。せめて笑って生きていけるようにはしたいですね。その時に自分のこれまでの過激な独身至上主義言動がブーメランのように刺さってくるのかもしれないが、人間生まれた時から原罪を負わされているので今さらそんなことぽっちで思い悩むのがバカバカしいことだ。好きにやっていくぞ。

 結論。俺は楽しく生きてえだけだし、そのための道筋を照らす光がほんのわずかだがあるような気がする。あとはやっていくぞ。俺はやる。やりてえ。やらなくちゃ。それはカス。