死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

20190201

 最近、ある人間が書いた「論考」(としておく)に目を通している。まあ、本当に酷い代物で、これならこのブログの記事の方がまだ読む価値があると思う。そして、その酷い代物をいちいちチェックしているのである。これは本当に骨が折れるし、極めて不愉快な作業だ。だが、それをどこか面白いと思っている自分もいる。もちろんこれは仕事でも何でもなく、趣味です。

 

 時折大学院に行っていたらどうなってたんだろうなということを考える。親曰く、東大に行っていたら大学院も行かせてもらえたらしい。早稲田でごめんという気持ちしかないが、何で東大やねんという気持ちもある。別に学歴コンプはなく(なぜなら東大出の会社の先輩が大体碌でもないことを知っているからだ)、ただ単に私大文系科目しかできないタイプのアホだったから早稲田に入っただけだ。もちろんお金のこととかは何も考えていなかったのだ。今思えば、本当にアホで幸せな生き物だったのだと思う。

 

 自分で金を稼ぐ(というよりも人生を切り売りする)ようになってから、金稼ぎと何かを両立することの難しさを学んだ。そういう意味でも、人生の難易度設定は実はよくできているんじゃないかとさえ思うのである。

 

 というわけで、これからまた論考の添削をする。明日も仕事ですが……。