死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年――近代2.0から3.0への移行期間における神学的諸前提のリブート

タイトルに深い意味はありません。意味はどこまで潜っていても俺たちの手には届かないので。つまり、Vtuberを死姦したことがある奴がいるのかという話です。 今年はよかったですね。検察がやらかしまくって人々を逃がしまくったと思ったら、カルロス・ゴーン…

世界戦争丸腰でやる26歳~武装解除2019~

毎度お馴染みハッピーバースデーエントリです。ハッピーなわけねえ。 歳を重ねるごとに考えることも増えていく気がする。貯金、将来、人間関係、両親、社会情勢、敗北主義……本当に今年はいろんなことを考えさせられた。基本的に俺のパラノイア的な性格と被害…

異常独身子供部屋おじさんでも「ここが私のアナザースカイ」と叫びたい瞬間があったりする

銀魂の低劣なパロディみたいなタイトルにしてしまったんですけどね、反省です。というか記事を書く前にタイトルを決めるの辞めた方がいいっぽいんだろうな。 今日、人生で初めて有給休暇を自分の意志で行使しました。というのも、前職では有休がたまりにたま…

自分に恥じない生き方をしたい

最近は本当にそう思う。 思い返すと先月あたりから俺のメンタルは最悪だった。前の仕事していた時のメンタルが「荒廃」だとしたら、先月のそれは「堕落」に尽きる。 低級なものにかまけすぎた。本当に愚かなことだった。そして、俺はあまりに他人やら何やら…

SNSをこんまりする

内省の結果、ツイッターのアカウントを消しました。少なくともインターネットでまで知り合いとつながりたくないという己の真剣な気持ちを確認できた。 仮に今後ツイッターを再開するのであれば、それは一切友人をフォローしないものになるだろう。まあ、しば…

11月を振り返る

はい、やってまいりました。1か月の振り返りコーナーです。しかし寒いですね。俺も中二病みたいに真っ黒なコートで風を切って出社したら隣の席の人に「夜闇に紛れてそう……」と言われました。褒め言葉かな? 〈苦役〉 まだまだ新人気分で働きたいという気持ち…

おめめパッチギ部

前の記事でも言ってたが最近はビザンツにハマっている。なので関連書籍を通勤電車の中で読んでいる。吊り革を左手に掴みながらオストロゴルスキーの『ビザンツ帝国史』(練馬区図書館から相互貸借しています。ありがとうございます)を右手で持ち上げている…

全てのコンテンツは終わる

ツイッターとグループラインを見るのを辞めて感情に落ち着きを取り戻す営みを始めた。ブログもちょっとお休みしようかと一時期閉鎖したが、考えてみればブログはただひたすらキモ自我こじらせインセル丸が無限にブツブツ呟くソリロキアスタイルだから閉鎖す…

飢餓感と劣等感

もうそろそろ寝る時間だ。今日は本当に時間を無駄にしたなと思う。せめてもの償いということで、ささっとお気持ちエントリを書いておく。ちょうどそんな気持ちになったので。 さっきまであることに怒っていた。怒っているといえば、先週土曜日から別件で割と…

10月を振り返る

本当に1か月に1回ぐらいの更新頻度で、しかもそれが振り返り記事だと流石にブログに対する向き合い方としてよくないというか、まあ諸々反省している。11月からはちょっとだけ頑張ろうと思います。目標は5本。いや3本。3本にしよう。今月は労働馴致期間だった…

9月を振り返る

例の如く振り返り記事です。しかし今月はマジで更新しなかった。更新しなかったのでリアルの友人から「更新してませんね」とか言われたが、俺は好きにやるんや。 〈就職活動〉 もちろん何もしてねえ。一応、10月から働く職場の内定者説明会に出て、初任給や…

8月を振り返る

ちと早いのですが、明日明後日は諸事情で更新できないので、8月を振り返らせていただきます。 とはいえ、お脳が死に絶えて久しく、また記憶があやふやなのでツイッターを見返しながら思い出している最中です。 〈就職活動〉 8月の割と早い時期にXから内定を…

【映画感想】ONE PIECE STAMPEDE――「戦争」より「冒険」を、「答え」より「過程」を選んだ「自由」なルフィ

今でこそクソデブキモ陰キャだが、ワンピースとナルトは俺にとっての特別なジャンプ作品なので、映画はだいたい欠かさず見ている。 まず、総論的な評価を。歴代のワンピースの映画では1,2を争う出来の快作ではないだろうか。シナリオの妙味、キャラクターが…

ライプニッツ『モナドロジー』(岩波文庫、2019)第1回読書会の記録

【使用テクスト】ライプニッツ『モナドロジー 他二篇』(谷川多佳子・岡部英男訳)岩波文庫、2019 【副読本】ライプニッツ『形而上学叙説・ライプニッツ=アルノー往復書簡』(橋本由美子監訳、秋保亘・大矢宗太朗訳)平凡社、2013。その他、ライプニッツ著…

早稲田大学文学部文学科自意識コース卒業記念

1か月も前のものだが、ふとこんなツイートを思い出した。 早稲田の文学部、異常に自意識がデカい人間を男女問わず輩出しまくっているという偏見がある 学生特有のクソデカ自意識というアレでは説明しきれないレベルの ――――つぶやきびとしらず 別にそのツイー…

終戦、してますか?

終戦記念日ですね。 生まれて初めて終戦記念日に靖国神社に行き、本殿には参拝せずに池の鯉に餌をやって遊就館をぐるっと見て回り、その後千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて献花した。 これだけ見るとザ・ノンポリティカルな終戦記念日しぐさなわけだが、靖国はやはり…

インターネットバトルで死なないためにぼくたちができること

消える飛行機雲を見送りがちな皆さん。インターネットバトル、してますか? インターネット草創期から、匿名非匿名を問わず人々は意見を戦わせてきた、と思う(と書いたのは草創期のことをよく知らないので)。ツイッターでも、まあ「論客」、と言っていいの…

バイザー『啓蒙・革命・ロマン主義』(2010、法政大学出版局)を読みました

たまには人のためになる読書メモをば(もっと有益な栩木憲一郎氏の書評もシェアしますhttps://core.ac.uk/download/pdf/96989543.pdf)。 一言で言うならば1790年から1800年の10年間を中心としたドイツ政治思想史の研究書。「啓蒙の理念」(理性の公共的使用…

実家に届いたお中元のビールを飲んだってええ

今日も午前中は転職活動をした。クソ暑いコンクリートジャングルの中を這うように掻い潜って目的地のクソでかいビルに辿り着き、そこの冷え切った個室で臨んだ面接は、面接官の興味なさげな顔と提出した履歴書を全く見ない所作で結果がすぐに分かった。5分ぐ…

7月を振り返る

今日で7月も終わり、明日は8月ですね。7月32日を生きる運命を背負ったデルヴェニアスの忌み子*1以外は……。 毎日更新するのはしんどいが、やはりある程度大雑把な記録ぐらいは残しておいた方がよくない?と俺の中でなったので、項目ごとに7月にやってきたこと…

新書 それは君が見た光 僕が見た希望――池内紀『ヒトラーの時代』(中公新書)の騒動を受けて

ところで、今回このエントリを書こうと思ったのは、俺のこのツイートがやけに伸びたからだ(100RTもないのだが、フォロワー30人もいないので驚きである)。 池内紀のヒトラーの中公新書がしっかりとドイツ近現代史研究者に批判されてるので、一般読者として…

無day

マジで今日無為な一日を過ごしたので、時系列順に書いてみる。 8時~ 起床。転職活動はお休みで、今日は母親も一日中パートでいない。布団の中で今日は何しようかなと考えた途端、意識が飛んでそのままストンと眠りに落ちた。 10時~ 二度寝から起床。最高の…

キモくて金のないおっさんのためのセプテット

今日は朝から転職活動があり、まあいろいろ面接とかやって「あー終わった終わった終わってねーよ」と思いながらネクタイを緩め、午後3時すぎに家に帰ってきた。家のポストを見たら国民保険納めてね!って区役所から手紙が届いた。中を開いてみると、毎月5万3…

【映画感想】『新聞記者』――どこまでリアリティがあるのか

就活、全くうまくいきませんね。というわけで登録サイトだけが増えていく。そろそろ転職エージェントとやらとも会ってみないといけないでしょうね。神様お願いします、今年中には食べていける職業、残業50時間以内の職業、理不尽な命令のない職業、精神論で…

虚無すら美味

久しぶりの更新です。 まあ、明日(というか今日)一応公務員試験を受けてきますが、来年の偵察という感じです。でも家庭の事情的に今年に転職を決めたいので、今回が最後の記念受験になるのかなとも思っています。民間のいろんな業種を視野に入れていろいろ…

近況、あるいは茫漠について

仕事をやめてから、そろそろ1か月ぐらい経つ。 今何をしているかといえば、就職活動を曖昧にしつつ、友人の会社に転がり込んで時給1000円の雑用を週20時間やっている。なので、稼ぎは1か月で8万ぐらいだ。これは前職に勤めていた俺の可処分所得の3分の1であ…

【映画感想】『バイス』――絶対的権力の「何が」徹底的に腐敗するのか

アクトン卿のよく知られている格言で「権力は腐敗する、絶対的権力は徹底的に腐敗する」という言葉がある。昨今の日本の政治状況を見ても「そやね」と確信できる言葉だと思うが、しかしよくよく考えてほしい。権力の腐敗、とは一体全体何を指しているのか。…

あー終わった終わった

家庭、ついに終わりそうです。 まあ、帰ってきた時に母親から「そろそろ限界」ということは聞いていた。父親の粗野な人間性に40年近く我慢してきたことを考えるとしょうがない。この国のシステム上、熟年離婚はどっちも幸せな結果にならないということだけは…

本は重い

1000冊以上の蔵書を引き連れて東京に帰ると決めた時、親が提示したのは実家の俺の部屋の蔵書のほとんどを処分しろという条件だった。2か月ぐらい悩みあぐねた結果、俺はそれを受け入れた。 当然ながら最初は渋っていた。何故って、読んでいない本もたくさん…

ブログ不定期更新に戻します

最近のブログを見返していました。酷いですね。 一応、人に見てもらうという意図があったわけですけど、しかしそのレベルに達していないなと評価せざるを得ないと思いました。毎日更新はやっぱりつらい。なので、ちゃんと書きたいこと、書くべきことが舞い降…