死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

官僚制嗚呼官僚制

 今日もお気持ちを書いていくよ!

 

 仕事、まあ割と官僚チックなところがあり、いろいろと根回し的なサムシングが必要だったり諸々の調整を図るみたいなことをしたりしないといけない(これは憶測を呼ぶといけないので予め否定しておくと、俺の仕事場はいわゆる1府12省庁でもなければその外局でもない)。前の仕事はまあ一人で「クソが全員殺してやるからな」という気持ちでほぼワンマンでやっていたので、正直今の仕事は戸惑いが多い。めんどくせーなこっから飛び降りればええんか?では何ともならないのでムカつく。今日もかなり理不尽な目にあった(業界が狭すぎるので具体的なことは書けない)が、結局当該の問題は一顧だに解決せず、いたずらに時間だけが過ぎていった。サービス残業あざまる水産よいちょまる部だったねえ。あたおか1歩手前だったので問題を全て留保して帰宅の途についた。その途中でバーガーキングの超ワンポンドバーガーを食べたのですが、やはり人間イラついている時は肉を食うべきだ。ヴィーガンには申し訳ないが、俺は弱い人間なのでそのような高度に発達した認識を持ち得ないとだけ言っておく。

 

 こういうクソみたいなシステムで真っ当な仕事を阻害すること山の如しな官僚制だが、しかし「Mr.ギリギリ持ちこたえている」おじさんに布マスクを1世帯2枚配るとかいうバカオブバカを言わせるのを防げないのも官僚制である。朝日新聞によるとこのマスク問題の最終的解決というナチ的短絡を思いついたのは、今や植物人間ならぬ植物官邸でのさばっている経産省出身の官邸官僚だという。もうお前らは一生コネクティングルームでムカデ人間になっててくれ。マスクなら何でも配ればいいというのであれば、感染者の死体からとったデスマスクをばら撒けばええ。洗って使えるからええよね、まあないよりはマシだよね……みたいなレベルの発想でWHOもオススメしていない布マスクを配るならば、人間をお外に出さないことを考える方が先なのでは……と思う。

 

 とはいえ、このクソみたいな事態に遭遇しては、上記の官邸官僚よりマシな実効策を他の人間が打ち出せるのかというと心もとない。外部からは何でも言えるが、それは内部事情を全て等閑視してのことである。思うに、緊急事態宣言という賭けが首相の政治的責任に紐づいている以上、オリンピックと共にゲームセットしたいという気持ちで生きている安倍内閣としては出せないのかもしれない。そういう緊急事態宣言ナシの前提で行くと、珍妙な感染対策がポンポン出てくるのもやむなしかもしれない。じゃあ安倍ちゃんがコロナにかかってぽっくりとなれば、志村けんほどは悲しまれないだろうけど、きっと政策的に前進するんでは?と考える向きがあるかもしれないが、ソンナコトナイヨって感じだ。

 

 政府に対して批判的なことを書いたのは、ひとえに今日の仕事がクソだったから八つ当たりしただけである。俺は弱い人間だ。八本足の蝶だねえ(文庫化されたのでみんな読みましょう)。おしまい(闇芝居)。