死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

2021年1月に関する報告

 振り返り記事です。

 

 のんびりお正月を過ごした。具体的にはモムゼンの『ローマの歴史』4巻(名古屋大学出版会)を読破するなどした。今はもう多くの論点がモムゼン説を乗り越えているし、語源学的な分析等も含めてどうなのって思うが、しかし大グラックスカエサルなど個々の人物評はなるほど面白いと思った。こういう非常に負荷のかかる読書はまさに長期休みにふさわしいものでしたね。あとFallout4を死ぬほどやりました。

 

 正月と別れてからはもちろんテレワークとかいう惰弱な振る舞いには背を向けて、感染リスクテイカーと化し無事満員電車(と書いて「どれいせん」と読む)をどんぶらこどんぶらこ乗っていった。緊急事態宣言とは何だったのか。もはや誰にも分からないが、単純に酒飲みに行くのがスゲェ不便になった期間とだけ認識しておけばいい気がする。

 

 仕事、嫌なことはたくさんありました。本当に何度か相手先の人間を殺したくなるような気持ちになった。あと、職場の人間というのと分かり合えないというもどかしさを毎日生きている。土日しか自分という人間が生きていないような感覚がある。それ以外は全て俺ではないように思い込もうとして失敗する毎日だ。土日の安寧も平日の苦悶も、全部一人で受け止めるしかない。

 

 本もそこそこ読んだが、例によって無です。最近Youtubeとかアイドルの動画とか全く見なくなったが、代わりにFallout4をやっているのであんま変わんねえわこれ。人生の空費。同じことを繰り返すとだんだんと全てがセピア色に見えてくる。

 

 空虚。今日は筆が乗らない。でも報告はしなきゃという義務感だけで打鍵している。ディスプレイ上に連なる文字の全てが「最低の組み合わせ!」と叫んでいるような気がする。しかし、もう俺も疲れたのだ。また最低の2月を生きる覚悟をして今日はもう終わりにしたいと思います。