タイトルはマジです。何か俺の仕事が少しでも誰かの役に立つなら、誰かが明日生きるためになるなら……っていう思い込みを無理やり生じさせて10時半ぐらいの残業に耐えていたけど、連休で落ち着いて考えてみたら「もう何もかんもどうでもよくなったわ～」ってなって酒を飲みましたまる。別にみんないずれ死ぬんだから生きてたらそれぞれの個性的な人生を楽しんだらええよ。シリアで爆撃されている少女も、BLMは中共の陰謀だって喚いているおっさんも、みんな一回きりの人生エンジョイしようぜ！
まあ、そんな感じでまたしても世界に対する愛をゼロまで引き戻してしまったわけだが、ここ最近本当に忙しくて目を回していた。もはや残業代でUBISOFTの残念オープンワールドゲームをフルプライスで買うぐらいしか楽しみがない。PS5が来ないとサイバーパンク2077をやる気も起きないし。こんな感じで生きているので知的生活（ハマトン！バカじゃねえのか！）なんぞ送るべくもなく、ただただ酒に溺れる虚しい毎日ですよ。一升瓶1000円ほどの日本酒をね、1週間ぐらいかけて飲むんですわ。
そんな生活をしているとブログなんか書いてもクソほど面白くないし、今生成させた文字列を一回落ち着いて読んだら「バカが！書くべき時以外書くんじゃねえよタコ！」っつってアカウントを消したくなるぐらいの気持ちに襲われること間違いなし。タロットカードより当たるよこの予言は。
家帰って寝るだけというキングオブ虚無をやっていると、唯一参加している勉強会の一週間前ぐらいにあーちょっと頑張るかと思って多少本を捲るぐらいが関の山である。こんなしおれた生活を送るとは、大学を卒業した時も、前職を辞めた時も思っていなかった。現実は徹底的に悲惨である。こんな状況で他者への共感が生じるなんて狂っていると思うのだが、そう、俺は狂いでもしなければこのクソみたいな残業三昧に耐えきれなかったのだ。結果として俺の中に人道ちゃん観念が生まれ、人のために頑張るぞーバリバリーって思いこんだ挙句、連休中に塞ぎ込んでいるわけだ。政府よ、俺は自分のお気持ちだけで自粛したぞ。じゃないとドラえもんが安心して未来に帰れないから……。
後世の歴史家は、この記事の第四段落目に筆者がアクロバティック型精神異常を引き起こしたとみるか、アンチ・オイディプスを記憶をもとに引用しているのか？と解釈するだろう。まともな頭でブログに向き合っていると、もちろん「書くことないしいっか」ってなって永遠にブログを更新しなくなる。ゆえに頭に一握の狂気をずぶりとねじ込んで、タイピングする指と泥まみれの脳を繋ぎ合わせて電流をバチバチに流す必要があるってわけよ。
さて、連休1日目はまあちょっとだけ文献をひっくり返していた。読んだとは言えねえ。ここ数か月の俺の本への向き合い方を「読む」と説明しようものなら、ありとあらゆる読書の歴史に対する破滅的な冒涜だ。今旧支配者のキャロルを流しながら書いています。まあ最近割とゲームもしているし、いろいろなコンテンツに気もそぞろになっていて、正直そういう気持ちになれねえんですわね。
そして文献転がしに疲れたので、酒を飲みながら適当に録画していたSTAND BY ME ドラえもんを見たんですよ。バカ泣いちゃった。こんなこと言うと怒られるかもしれないけど、俺はのび太とドラえもんは永遠に一緒にいてほしいんですよね。何ならしずかちゃんと結婚した後に細君筆頭代理とかそんな感じでドラえもんに位置を与えてほしいとさえ思うわけよ。これは俺の精神的未熟の現われです。俺は前原圭一と竜宮レナが学校の屋上で殺し合いをするのアニメ版で200回ぐらい見ているタイプの向上心のないバカなので。
しかし、そろそろ何かやらないとという焦りはある。今年で27歳である。このままでいいのかと言ったら絶対によくない。この連休中に自分の身の振り方を真剣に考えたいと思います。
