死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

2021年2月に関する報告

 最近本当にPeliculeばっかり聞いています。ゴドー以上に待ちわびている何かがあると確信しているので。

 

 報告を題して恐縮ですが、まずA criticism of doraemonから入らせてください。開始三行で閑話にヌルっと侵入するスライム精神の持ち主なので。

 

 「オコノミボックスで冬キャンプ」。ついにドラえもんも参入してきましたね、キャンプに。スネ吉兄さんはあんなパンツァーフンメルの出来損ないみたいなロボットを冬山に持ち込むのであればもっとバッテリー周りとかしっかりしとけよという感じであった。あと、個人的オコノミボックスの用途トップ3を以下に掲げます。

 1位:ガス室

 2位:核のフットボール

 3位:完全な球体

 

 「弟をつくろう」。弟が欲しいなあ→そうだ、過去の自分を連れてきて弟代わりにしよう!とかいうのび太の発想もかなりサイコだが、自分の腹を痛めた記憶がないのに弟を認知するのびママなど、全般的に野比家がバイオのベイカー一家と大差ないレベルで頭がおかしいことを再認識させられる回でしたね(存在しない子どもの認知をのびパパに迫るのびママのあたりとか、あれは放映して大丈夫なのか?)。親子とは何なのかを改めて考えさせられました。そういやしつもん!ドラえもんをやっていること以外何の価値もないことで知られる朝日新聞で読んだんですけど、法制審議会の親子法制に関する議論が一応中間的にまとまったらしいので、多分そういう事情も斟酌しているんでしょうね。ドラえもん制作スタッフの恐ろしいまでの時代感覚よ……。

 

 「ドラドラ兄妹喧嘩」。ドラミa.k.a「女性ネコ型ロボットはお月様の夢を見るか?」がエモン=ドーラ(エゴン・シーレみたいな響き!)と喧嘩するよくある奴ですね。爪の垢を煎じて飲む文化を22世紀に残すなよという素朴な気持ちはさておき、ドラえもんとドラミの年相応(?)な喧嘩をお兄ちゃん的な視点で見るのび太みたいな構図が好きなんですよね。俺はのび太に巨大な感情を移入しているので。あとメロンパンがきれいに5等分されていたので、あそこに非行少年がいなくて俺はうれピ。

 

 「しあわせのお星さま」。そんなもんはねえ。それだけがよくわかる小品でしたね。

 

 今月はいろいろと厳しくなってきた。仕事は本当に嫌になり、転職サイトにチラチラ目配せするようになった。残業ばかりするなら、やはり好きなことをした方がいいのではないか、いやそもそも労働において好きなことなんか実現できるのか、まあとにかくいろいろ悩んでいる。このイヤイヤ期を乗り切るための方策は、仕事以外で自分自身をどうにかして肯定的な次元に引き上げてやるほかないことに気づいた。もはや仕事に何もかも期待しない。俺は絶対にあの職場での栄達を求めない。そしてクソどもとは正々堂々対峙する。俺は俺の信念のために生きる。

 

 人生は思うように行かない。しかし、のたうち回ることは辞めにしようと思う。3月からは仕事の量を徹底的にセーブする。どうせ仕事を頑張っても誰にも感謝されない。そして、自分のために必要なことを追求したい。

 

 さて、宣言はここまでにして、2月は何をしていたか振り返ろうじゃないか。……嗚呼……何もしてねえ……。

 

 今必死で2月に関する記憶を掘り起こしているのですが、地中に埋まっているのは仕事での嫌な記憶ばかり。ドラえもんのんのんびより見てるぐらいしかない。あとネトフリでサウスパークのシーズン17~23全部見た。

 

 こうやってブログに書くことすら失うような毎日を送りたくない。3月は自分を変える月にしようと思う。3月もこんな調子の報告だったら潮時かもしれませんね……。ただ、たとえ月3回だけでも、しかもゴミみたいな文章を投棄し続けるのは、何だかんだ俺はこのブログを愛しているからだ。たまに昔の投稿を読んで自分を元気づけている時があるのだ。少なくとも2019年後半から2020年前半のパッションを取り戻したいと本当に思っている。だからこそ今はこんな生みの苦しみみたいな文章を書いているのだ。