死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

20210617

 前日の就寝時間は2時半です。というのも有休をどうやって過ごそうか真剣に考えていたので。

 

 2案あって、①池袋のサウナ(かるまるとかいう北欧みの深い名前のとこ)をキメてその後なんか適当に昼飯食って映画を観るか、②地元のスーパー銭湯岩盤浴中心に組み立てた後焼肉を食って家帰るか、というものでした。これは死ぬほど迷いましたが、池袋まで行くのめんどくせえとなって結局②になりました。

 

~~~ここから惜しげもなく下世話でリアルな話をします~~~

 

 で、午前中の早割時間に行って、岩盤浴に入る前に体をあっためる目的で風呂入ったんですよね。その風呂が寝るタイプの風呂というか、湯を浅く張ってあるので浸かるために仰向けに寝る奴なんですよね。で、俺は芸能人ではなく一般男性なので入浴時にタオルを使わずに陰部を青空に向かって公開しながらちょうどいい温度のお湯を楽しんでおりました。

 すると、普通だったら深夜の時間帯に来るであろうヤンキーみたいな3人組が俺の目の前を通ったんですよね。俺は地元のスーパー銭湯は夕方から夜にかけてメチャクチャ治安がよくないから避けているぐらいだったのでこのエンカウントにはぶっちゃけ「うわ~」と思ったんですけど、向こうも俺を見て何か思うところがあったらしく一瞬だけ足を止めてこちらを凝視し、また歩き去ろうとしたんですよね。まあこの距離なんでヒソヒソ声でも聞こえますわな。「毛とちんこの大きさが比例してねえw」って。

 普通なら「何や貴様らブチ殺したろかい!」と言い返しても許されるのだと思うが、湯に浸かっていて思考が曖昧になっていた俺はあろうことか「いやホンマそれな」って相槌を心の中で打ってしまった。俺のちんちんはマジのマジノ線ってぐらい短小で(マジノ線が短かったと誤認させるレトリカルパレード)、よくみんなマグナムとかアンチマテリアルライフルとか言うけど俺のはデリンジャーなんですわ。性欲がないのと短小なのが俺がAV男優に向いていないんだと思う(俺の高校の頃の友人a.k.a乃木坂と声優のディープフェイクを見て一日を潰す医学部志望多浪人間とからお前は生まれ持った才能がきたねえ汁男優の外見しかねえとディスられたのはいい思い出です)。あと包茎です。

 ただ、以前から申し上げているとおり俺はアイヌと沖縄の血が入ってるのかと思うぐらいメチャクチャ毛深い人間なので、陰毛は凄い。湯の中で海苔(パリパリしてる方じゃなくて海草みたいになってる奴)みたいな感じで浮き上がっており、短小包茎とアンバランスなのは俺も認めるところである。

 まあこれだけだったらただの不運なランダムエンカウントということで済ませていいと思うのだが、あろうことかヤンキーの1人(レペゼン地球のカメラマンのシノサンに似ていた)が俺の方に戻ってきたのである。この時点で俺もすっと逃げ出せばよかったのだが、あいにく仰向けになってキモチイ……ってなっている最中だったので身体がうまく反応しなかった。で、以下の会話がなされたのである。

 

 ヤ「えっ!メッチャちっちゃくないっすか」

 俺「……まあ」

 ヤ「勃って何センチなる?」

 俺「いやあ、そういうことがないので……」

 ヤ「へー。お兄さん童貞?」

 俺「はい……」

 

 コロナ禍で風呂は黙って入りましょうっていう規範があるにも関わらず、狂った対話が始まってしまったわけだが、何か俺も意地でもこの場を動かねえぞという謎の気持ちがふつふつと沸き立ち、このクソ野郎と対峙することにしたのである。仰向けになりながら。

 しかし、この対話には予期せぬカットインが入る。

 

 おっさん「おいうるせえぞ!」

 

 禿げたおっさんである(ちんちんはデカかった)。ヤンキーも俺も虚を衝かれた。ここで、公共空間でやたらデカい声を出すおっさん、ファミレスの店員にやたら横柄な態度をとりそうなヤンキー、髪の毛が最近やたら薄くなってきた短小包茎キモデブという女性が嫌悪してやまない男性形象の三竦みが生じてしまったわけである。これ幸いと俺は一気に身体を起こして「すいません~……」と言ってその場を立ち去った。あとのことは知らないが、一応スーパー銭湯のスタッフには何か騒いでいる人がいますよとチクっておいた(陰キャムーブ)。岩盤浴で曖昧にムニャムニャしてたら脱水症状になりかけたのは別の話。

 

~~~下世話でリアルな話は終わりました~~~

 

 さて、昼飯は焼肉でした。バカなのでとりあえず一番高いコース頼んどけばええやろと思い、7000円弱の食べ放題コースを頼んだ。昔の俺だったらTKGを食いながらカルビを食うのが一番幸せだったんですが、今回は上タン塩や上ロースを中心に攻めた。カルビの脂を多量摂取できない歳になってしまったねえ。あと、胃が小さくなったし、キムチやナムル、トマトなどの野菜を合間にちょくちょく挟むようになってしまった。それでも結構腹いっぱいになってしまい、家に帰ってから2時間はベッドで動けなくなってしまったぐらいだ。

 俺が黙々と肉と向き合っている中、隣でママさんたちが高校生の娘に関する四方山話を無限にしていた。多分40ぐらいだったと思うのだが、彼女たちの口から「フォートナイト」とか出てきてビックリしてしまった(そして肉を焦がした)。最近REAL-Tが俺の中でアツいのですが、今里新地で寒そうにしている人々とこのママさんたちでは生活の類型は全く違うけれど、みんなそれぞれの「業界」をやっていっているのだなあと素朴に思いました。

 まあ、いろいろあったが全体的に今日はいい一日だったと言えるのではないでしょうか。ありがとうございます。

 

 【ご飯】

朝:チーズパン、ソーセージ3本、野菜ジュース、卵・玉ねぎ・トマトを炒った奴

昼:結構なお値段の焼肉食べ放題(内訳は以下のとおりである。上タン塩5人前、上ロース3人前、特上カルビ2人前、上ハラミ2人前、ミスジ1人前、牛ヒレ切り落とし1人前、ユッケステーキ、トマトサラダ、キムチ×2、ナムル×2、ニンニク焼き、エリンギ)

夜:黒毛和牛薄切り肉に火を通してマキシムをぶっかけた奴、カツオのたたき、桜海老のサラダ、いかのすり身をさつま揚げっぽくやった奴

 

 【新聞】

・緊急事態宣言が解除されるということですね。諸事情でしばらく断酒しているので正直酒が飲めるかどうかはあんまり個人的には関係がないのですが、政府がバカ騒ぎしているのに何で国民もバカ騒ぎしちゃいけねえんだという当然の理由から酒は飲めるべきだと思っております。

・うのてんてーこと宇野重規先生が朝日新聞のインタビューを受けていましたね。この人の美質は抑制的なところにあると思う。内容自体は平板でしたが、MACCHOが言うように「どの口が何言うかが肝心」ですね。

・れいわのALSの議員が土地規制法案を通すまでやっていた深夜の国会なんやねんこっちは看護師つきっきりやねんぞと疑問に思った旨のちっこい記事があった。国会のバリアフリーとかいろいろ騒がれていたが、いわゆる昔ながらの手練手管の議会戦術自体が障害者に全く優しくなかったということですね。

 

 【読書】

今に至るまで1ページも読んでおりません。そういう日もある。

「習慣レバレッジ」といって、いつもやっていることのすぐ後に自分が習慣づけたいことをやるといいというので、俺も朝電車乗ったら本を開くし、会社近くのカフェでも本を開く。ただこの手法の難点は、電車にも乗らずカフェにも行かないとなると何もしなくなっちゃうんですよね。

 まあ気の持ちようなのであと3時間で読書すればいいのではと思うかもしれないですが、今の俺はFallout4がやりたい気分なんや!