死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

人に歴史ありだねえと思っちゃった今日この頃(週間読書記録なし)

 昨日大学のサークルのOB・OGと現役生が交流するみたいな暗黒の催しに何故かOB・OG側として参加してしまった。はっきり言うと俺はこの種の催しが好きではないし進んでいくことはまずないが、請われてしまった以上仕方がない。

 

 そもそも呼ばれる経緯としては、現役生「ぜひともOB・OG会のパネルディスカッションに出ていただけませんか?」→俺「どのようなテーマですか」→現役生ある人と俺を勘違いしていたっぽい→俺「違う人ですよ」→現役生「アッ……」だったので、これで話が終わるはずだったところ、何故か紆余曲折あってパネルディスカッションとは別のところで引きずり出されてしまった。そもそもの経緯自体も社会人同士のやりとりだったらかなりムカつく話で、というか俺は残念ながら人間が出来ていないので現役生の人違いでしたメールの文面を見て舌打ちのひとつも打ってしまった(何故なら話が来た段階で「うわヤベェ準備しなきゃ」と思って割と考えさせられたため)わけだが、まあサークルにもお世話になったしなという気持ちがどこかにあるのも事実で乗り気でないながらも参加した。

 

 結果としてはまあ色々なことが重なりよかったなと思う。現役生がベストプラクティスを叩き出したわけではなく、OB・OG側も「これでいいのか……?」という微妙な雰囲気があったにしても、それぞれ何とかこの会を上手いことソフトランディングさせようと頑張った結果、過労ドライバーと深夜バスで心中する最悪の結末は避けたのではないかと思う(この点は全ての参加者に感謝したい。)。結局結果が全てなので諸々の隔靴搔痒を感じさせられた過程についてはもう忘れたいと思う。

 

 さて、嫌味なことを吐き出して大変満足です。最近の俺はメチャクチャ他者から与えられるストレスに対して敏感になったのでこうでもしないとやってられませんね。何故なら生きているだけでとことんしんどいので。この上面倒なことを抱え込んでいたら本当に何もかもが嫌になってしまう。そんなこんなで自分を守るために非常に他者に対して冷淡なスタンスをとっているのが現状だ。

 

 そういう気持ちでもって今まで交わってきた間柄を改めて見直してみると、俺は結構辛抱強くやってたんだなと思ってしまう。そしてこれからもその辛抱をするのかと言ったら残念ながら難しいと思う。俺が「アッもうやだめんどくせえ」と感じた段階でもう今後の付き合いを一切合切絶ってしまうと思う。他人というのは、基本は避けることが可能なファクターで、どんどん損切りしていくしかあるまい。だから多分今度からもう少しものをはっきり言うと思うし、不愉快に思ったことは率直に表明したい。軋轢を生むのだろうけど、まあ知らねえよという気持ちだ。

 

 とはいえ、これは今の俺の気持ちから振り返った過去である。過去の見方は今いる自分次第で如何様にも変わるよねなんてのはカーを読まなくても分かる話だろう。だが自分がもう少し心に余裕があった時代を思い出すと、何でこんなに生きるのがしんどくなってしまったんだろうなって悲しい気持ちになるのも事実だ。兎にも角にも社会に出てから全く余裕がなくなっている。結局労働時間の多寡が問題なのではなく、労働において構築された呼吸や習慣などが非労働の世界にも容易に入り込んでしまってきたので、学生時代のあまりに野放図で大雑把なものごとの延長線上のアレコレに対してストレスを感じるようになってしまったのだと思う。まあそれを嘆いても始まらないし、それをどうこうするためにアンガーマネジメントに行くかと言うとNOなわけです。自分の気難しさと付き合っていくのが大事。

 

 そんな中、久しぶりにサークルで行った合宿の写真を見ていたら、その時の俺の晴れ晴れとした顔を見ていると「こんなような懐かしむ過去を持てただけぼかあ幸せだなあ」と思いつつ、その過去には決して戻れぬ以上は俺は俺のために生き抜くしかない、そのためには他人から俺を守らなくてはならないという決意を新たにした次第である。以上。

 

 今週はちょっと色々なことが重なったので読書はほぼしていないです。漫然と読み散らかしているけど一冊は読了していないので、来週まとめてやろうかなと思っております。今日は日曜ですが飲み会があるので早めに書き上げてしまった次第です。それでは皆さん御機嫌用。