死者の如き従順

脱落者・敗北者・落伍者と連帯するブログ

20231217

 今回は特に内容はない。

 

【労働】

 してないよ。安息日だから。

 そういえばこの前読んだ小説家の奥泉光と旧約学者の並木浩の対談本『旧約聖書がわかる本』に、安息日を命じるのは神による創造された世界の秩序維持という意味も含まれてるんやという解釈(p98)が紹介されへーと思いましたね。安息日にも我々は戦争を続けているし、普通に暴力がそこかしこに発生しているの最悪過ぎるな。

 

【ニュース】

 いちいち個別には取り上げないが、岸田の支持率がとんでもないことになっていてワロてしまった。これまでの首相と比べてそこまで悪いことしたかというと、そんなこともないような気がするが、何やってもダメ期みたいなのはあるからな。岸田には自民党と刺し違えるという歴史的宿命が待っているンゴ。

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 この他人の人生破壊マンの人生はとうに終わっているので、多分インターネットが自殺に追い込んでも「神が定めた命日だから」っつって免責される気がする。それでもこういうろくでなしでも生きていかないといけないんだよな。ガザ地区パレスチナの人々が虫けらみたいに死んでいくのを思うとホンマどうなってんねん神様の差配は、と言いたくなりますよ。

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 トー横キッズたちの生きづらさに対して「うるせえ!!!一般社会人の俺の方が1000倍つれえんだ!!!なんせあいつら俺のことをギリ健だとみなして健常者ムーブを強いてくるくせに居場所はくれねえんだぞ!!!」って叫んで捕まる奴やりたい。どうせこんな人生は終わりだ終わり。兼重とキッズと俺で練炭自殺しようや。

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 魔弾の射手2023って感じがしますが、この間ずーっと指摘されてきたイスラエル軍ROEどうなってんねん問題ですね。多分ホロコーストのせいで動くものは皆殺しにしないと自分たちも殺されると思い込んでいるので今回の一件はドイツに責任がある。

【読書】

 岩波のパスカル『小品と手紙』を読み進めています。何というか家族との愛があるねえ。ただ、思想的に価値のあるものが含まれているかというと、今読み進めたところまでは正直微妙だなと思った次第。お父さんが死んだことを受けて姉夫婦に送った手紙については、ある種の神学的な思考が見られるが、恐らくジャンセニズム的というか、アウグスティヌスに多くを負っているのでオリジナルか?という感じがある。

 塩川徹也による巻末の解説を先に読んだのだが、断片を死後編集したためにパスカルの意図が不明瞭な『パンセ』と比べると、手紙や公表を予定していた論文ということでパスカルの思想形成とかが分かる!ということだったのだが、パスカルにそんな興味がないのでうーんという感じではある。正直『パンセ』は高校生の時に読んだっきりでほとんど覚えてないし……。ただ、有名な『サシ師との対話』とかは読もうかなと思う。それでつまらなかったらもう読むの辞めます。

【雑感】

 なし。